移植は巴波川沿いの三か所
「信子のシャクナゲ」の移植先は、巴波川沿いの三か所です。
いずれも吉屋信子にとってはゆかりの地です。
一か所目は栃木市立文学館の庭園です。同館には文豪山本有三・百歳の詩人柴田トヨとともに吉屋信子コーナーがあります。
二か所目は幸来橋近くのポケットパークです。ここには平成十八年(二〇〇六)、信子の母校栃木女子高校の同窓会により「秋灯机の上の幾山河」を刻んだ句碑が建てられました(写真はポケットパーク句碑)。
三か所目はうずま公園です。かつてこの地には下都賀郡役所が置かれ、信子の父雄一が郡長として勤めていました。これら三か所を結ぶ「吉屋信子ロード」を整備したいと計画しています。
