羽釜で炊き上がった地元・下野市産のお米。ピカピカと光る粒が食欲をそそる。新4号沿いの道の駅しもつけ内にあり、昨年11月にリニューアルオープンした「釜戸ごはん 春夏秋冬食堂gen-ten」。これまで11年おなじ場所で営業してきたが、定食スタイルからお客さんが好きなおかずを選べるセルフ方式に一新した。オススメのメニューをたずねると「何と言ってもごはん!」とのこと。羽釜で炊くことによりシャキッとした歯ごたえのある仕上がりになることが特徴で、おこげが出来ることも。また契約農家のお米は甘みが高く、冷めてもおいしいと評判だ。量は大中小あり、値段は一律250円となっている。少食な方やガッツリ食べたい方、小さなお子さん連れでシェアする場合など、さまざまなシーンに対応できて使い勝手がよい。約35種類のおかずには下野市産のものを多く取り入れており、食材から季節を感じられるよう工夫を凝らしている。大きな鍋でこしらえた味噌汁やもつ煮は、野菜がゴロゴロと入っていて食べごたえたっぷり。体が温まり、寒い日にはもってこいの一品。メインのおかずはほとんどが一律550円で、「金華サバ」(680円)が人気メニュー。注文を受けてから炭火で焼き、出来立てを提供してくれる。小鉢は一律150円で、ちょこちょこと選んで食べるのも楽しい。広々とした店内は天井が高く、天気のよい日はすっきりとした田園風景が望める。テーブルの間隔が広いため、ベビーカーや車イスの利用も安心できる。カウンターはもちろん、半個室席もあり、打ち合わせなどを兼ねて食事をするときにも使えそうだ。ほっと一息つける雰囲気のなか、母の味を思い出すような温かい食事をぜひ味わっていただきたい。※値段はすべて税込み。
●住所/下野市薬師寺3720-1(道の駅しもつけ内) ●電話/0285-37-7357 ●営業/平日11:00-17:00 土日祝10:00-17:00 ●定休日/第1・第3水曜 ●駐車台数/あり