57年前、20歳(宇都宮大学2年生)の私は念願叶って変身しました。文化祭恒例の仮装行列の最後尾について学校から中心部の二荒山神社前まで歩き、大変う
けました。それは何でしょうか?
ヒント
・たまに時代劇に出ますが侍ではありません。金さんなどでもありません。
・私からは外の人が見えますが、外からは私の顔は見えません。
・ある修行が必要で、私は修行中でした。
・ときどきお金やお米を貰えました。最後に行った二荒山神社では神官が神社の由来書と巴の模様の紅白の干菓子を下さいました。
・貰った時はお礼をします。
・空前絶後、余人はおそらく皆無でしょう。
正解は虚無僧です。
この天蓋(てんがい)と袈裟、箱(げばこ)は琴古流尺八川瀬派二代目家元、川瀬順輔師が全国
行脚に用いた由緒正しき物。手甲と脚絆はこういうことにノリの良い母が縫って下さった。19歳から修行。お礼には必ず一二三鉢返しの調べ(ひふみはちがえしのしらべ)を吹奏する。博士は人間国宝納富寿翁師より免許皆伝。
