ご無沙汰しております。以前こちらでは微妙に音楽に関わるような事柄を不定期に書かせて頂いておりました。久々の掲載にあたり己の記事を読み返してみた所、ツルっとした文体、心留めぬ内容に我ながら驚きましたが、今回もこの路線で参ります。
コロナ禍の演奏活動では様々な創意工夫をしており、特に本番時のマスクの扱いには難儀致しました。「口がマスクで覆われてしまうと発音に致命的なはばかりがある」歌や管楽器などは勿論マスク非着用で演奏するのですが、ピアノや弦楽器などのマスク装着の是非については音楽家内でも様々な考え
がありました。私は「マスクしても音は出せるけど呼吸が苦しくて演奏のメンタルにはばかりはあるんだよっ」という思いがあり、トーク中はマスク着用し演奏中は外す、というお茶を濁したような対応をしていました。また、大勢の参加者がいるコンクールや発表会では、主催や会場によってマスクの取り扱いが様々で、苦労したことについても書きたかったのですが紙面が尽きてしまいました。執筆についても創意工夫が必要ですね。
荒井庸子
栃木市出身。小山市在住。ピアノ奏者。
広く浅い趣味が多岐にわたっています。コンサート情報はこちら