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試食するパステルの石橋常務

試食するパステルの石橋常務

2023.03.17

エイジェックファーム×昭和女子大学
授業の一環として産学協同を推進
桑葉プロジェクト

 小山市に拠点を置き、農産物の生産から加工、販売まで、農業に関わる幅広い分野の事業を展開する株式会社エイジェックファームと、東京都世,田谷区に本部を置く昭和女子大学は、産学共同プロジェクトを推進している。今年で2年目となり、「今回は小山市特産の桑を使った商品づくりをやってみようということで桑の葉を加工している社会福祉法人パステルさんにご協力をいただき、今回の企画となりました」とエイジェックファームの担当者は話す。

 2月13日(月)には、小山市乙女のパステルを会場に、学生による商品発表会を開催。「あらかじめ、桑の葉などを学生さんに渡しておいて、中間発表もやりましたが、きょうは最終的に完成した商品を発表していただきます。授業の一環としてものづくりを一緒に進めていくという体験をしていただきます」。

 発表したのは食安全マネージメント学科の学生。プロジェクターを使って、パワーポイントで制作したそれぞれの商品の材料、作り方、カロリー、商品のコンセプト、特徴などを、パステルのスタッフなどを前に分かりやすく説明した。学生たちが考案したものは「レモン香る桑葉ムース」、ほどよい弾力とやさしさが特徴の「桑のもちもち生どら焼き」、牛乳寒天と桑の葉寒天をモザイク状にデザインした「桑葉モザイク寒天」、桑の葉パウダーを生地と白あん双方に練り込んで仕上げた「緑白桑葉まんじゅう」など、桑の葉や実の特長を生かしたアイディアあふれるスイーツ。

 発表の後、試食会があり、参加者はひとつひとつ味わいながら、採点シートに評価や感想などを記入した。

昭和女子大学の皆さん