
- 2023 / 04 / 21
教育・文化芸術・科学コーナー第11回
エッセイ「父の思い出〜特大うな重〜」
父渡辺寛一は、物部中、久下田中、真岡中などで教鞭を執り、昭和54年、芳賀町立水沼小学校校長として定年退職し、11年後の平成2年他界した。現職中、脳血栓で何度か倒れ、休職を繰り返しながらも、多くの教職員、御父兄、生徒達の […]

- 2023 / 04 / 21
山頭馬のお馬歳時記 18
見納めの馬場に一礼 冬茜
久々に目の覚めような大外、直線一気の追い込みを見た。クラシック第1弾・桜花賞(4月9日、阪神競馬場・芝1,600m)を制したリバティアイランドの〝鬼脚〟である。 単勝1.6倍という圧倒的1番人気に支持されたリバティア […]

- 2023 / 03 / 17
教育・文化芸術・科学コーナー
第10回 エッセイ
「お漏らし小僧とその素晴らしき母」
あれは、60数年前、私が小学2年生の、冬が忍び寄る晩秋の午後であった。その当時男の子にとって、学校のトイレは、おしっこは普通に利用するのだが、大きい方は何故か利用するのを憚(はばか)られた。理由は今でも分からない。朝は […]

- 2023 / 02 / 17
教育・文化芸術・科学コーナー第9回
新年雑感
(1)過去を振り返って 宇都宮大工学部卒後、名古屋大文学部に再入学し、美学美術史生の時から、稀覯本と版画を少しずつ集め始め、卒業してすぐ真岡に戻り、渡辺私塾を開塾してもう50年になる。脇目も振らず、休日返上で必死に働き […]

- 2023 / 01 / 06
教育・文化芸術・科学コーナー第8回
檄文「入試に臨む小山の大地の少年少女へ」
⑴ 21世紀初頭、点数主義は多くの欠点を孕みながらも、富、家柄、性別、情実等を見事に排除出来た、人類の確かな知恵だと知り、潔くこの受験時代を走り抜けよう、次の時代が見えるまで。 ⑵ 合否は、たった今からの君達の努力と […]

- 2022 / 12 / 09
サマセット・モーム物語 24
「ストリー・テラーの本質」菊地 喜平
モームが生涯を通じてあれだけ多くの物語を書き残したその根源的本質にせまって見よう。まず身の回りの情報収集力があげられる。 そしてその情報収集力に一番必要な能力が、観察力であろう。更にそれらの観察したデータをいち早く他 […]

- 2022 / 12 / 09
教育・文化芸術・科学コーナー第7回
「一般相対論と量子論 その2」
⑴一般相対論 前回の特殊相対論では、光速不変の原理と時間の遅れについて述べたが、一般相対論は、重力と時空の歪みと宇宙論が主である。アインシュタインは1905年に特殊相対論を発表した10年後、重力による時空の歪みを表す一 […]

- 2022 / 11 / 18
教育・文化芸術・科学コーナー第6回
「特殊相対論と量子論」
⑴「特殊相対論」 40年近く前、真岡新聞掲載「高校への5科教室」で、中3生対象に、「特殊相対論」を数式を交えて掲載した事があった。大学の相対論研究者からお電話が有り、「中学生対象の相対論、見たことがない、素晴らしい」と […]

- 2022 / 11 / 18
山頭馬のお馬歳時記 17
白河で馬券少々那須で蕎麦
昨年暮れのホープフルステークスから始まった中央競馬会の平地G1レース1番人気馬の連敗記録が、秋の天皇賞(10月30日、 東京・芝2,000m)でやっと終止符を打った。連敗を16で止めたのはデビュー5戦目の3歳馬イクイノ […]