
- 2025 / 07 / 17
重力(万有引力)の謎
私達は、リンゴの果実が落ちるのを見るまでもなく、「重力」については骨の髄まで熟知している。百円玉は、上に飛んでいく事は無く下に落ちる。高い所から落ちれば怪我をする。我等は、空に飛んでいく事なく大地に直立している。だが我 […]

- 2025 / 06 / 19
「信子のシャクナゲ」移植物語〜第一章〜
栃木市ゆかりの作家吉屋信子(一八九六~一九七三)は、六歳から十六歳までの十年間、小学校から栃木高等女学校(現栃木女子高校)までの多感な少女期を栃木町(現栃木市)で過ごし、作家への夢を膨らませました。 やがて、女学校時代の […]

- 2025 / 06 / 19
セツブンソウ(上)
少々前の話です。3月になると友人の栃木市星野町の熊倉功さんの山裾に可愛いセツブンソウが咲きます。県内外の大勢の人に50年間無料で開放してきましたが、私の発案で今年から飲み物付き300円の寄付をお願いすることにしました。休 […]

- 2025 / 05 / 13
合同式を楽しもう
〜無限個の整数を有限個へ〜 ドイツの大数学者カール・フリードリヒ・ガウス(1777~1855)は、1801年、「整数論の研究」(ガウス整数論)の中で、合同式の概念を初めて発表した。合同式とは、無数に有る整数を、ある整数 […]

- 2025 / 05 / 13
教育・文化芸術・科学コーナー第22回 愛犬パスカル夏に逝く 〜愛玩動物試論その1〜 〜ペットロスに苦しむ方々にこの拙文を捧ぐ〜
〜全てのペットはサンタクロース(セイントクロス・聖なる十字架)〜 7月24日、16年間連れ添った愛犬パスカルが灼熱の夏の夜、来世に旅立った。2年前の本誌10月31日号で、「愛犬パスカルとプラトン」という拙文を掲載して頂 […]

- 2025 / 05 / 13
まぎ〜のご宿場ご朱印たべあるき 富田宿
◆富田宿(とみたじゅく) 日光例幣使街道の犬伏宿と栃木宿の間に富田宿があります。富田宿には「日光例幣使街道富田本陣跡」の史跡があります。3年前の夏、この本陣跡の石碑を信用金庫様の横に移動することになり、例幣使を考える会 […]

- 2025 / 05 / 13
「足尾鉱毒事件」が生んだ「二つの栃木」 歴史の重さをジャズで奏でる
アップライトベース、アコースティックベース、ウッドベース、など、呼び名も多いコントラバスの魅力を、「味わい深い音でしょうか」と哲学者の眼差しで語り、さらに、「重低音にはもうそれだけで人間の感覚の根源を刺激する魅力がありま […]

- 2024 / 03 / 16
煩悩の果てに
毎日なんと無常で無情な出来事に囲まれて、それでも、宇宙の摂理はキチンとこの地球に季節の変化をもたらしてくれる。太陽のエネルギーで人類も、またその他の動植物も命を授かり幾何かの時間をその生命を謳歌できる仕組みになっている […]

- 2024 / 03 / 16
教育・文化芸術・科学コーナー第21回 買い物の狩猟性 ~悠久の人類史の中で~
50年前、真岡市に「渡辺私塾」を開設し、最初の30年は、脇目も振らず無休で仕事に邁進していたが、超多忙の中でも、幾つかの楽しみが有った。一つは、塾生達と笑顔で触れ合い、少年少女の目映い成長振りを目の当たりに出来る喜び。 […]

- 2024 / 03 / 15
加齢臭の生物学的意味
5年ほど前、晩秋の或る日、妻と小学生の孫娘が、私の部屋のドア越しで何やらひそひそ話をしていた。「覚悟出来た?行くよ」とか言った後、ドアが急に開き、片手で鼻をつまみ、片手に消臭スプレーを持って突然侵入し、シャー、シャーと一 […]