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  • 2023 / 09 / 15

教育・文化芸術・科学コーナー第16回エッセイ
「階段で消えた猫」

 もう30年以上も前の事だ。早朝、2階へ行く階段で、猫の鳴き声がするので目を覚まし、見に行くと階段の中段に野良猫が疲れて横になっていた。何処からか紛れ混んでしまい、途方に暮れていたのだろう。運悪く階段の上に、起きむくれの […]

  • 2023 / 09 / 15

小さな物語
1972年のハーベスト

 よく利用するスーパー「とりせん羽川店」で秋刀魚の塩焼きを買い、帰宅後、レンジで温めながら、なぜか秋という漢字に興味が向いた。「のぎへん」に「火」と書くのだが、秋という字になぜ「火」があるのか。  漢和辞典などによれば、 […]

  • 2023 / 08 / 11

山頭馬のお馬歳時記 20
「夏は牝馬」格言信じ身が細る

 競馬にもいくつかの格言がある。「2頭出しは人気薄を狙え」「牝馬に昇級の壁なし」「長距離はヤネ(騎手)で買え」「固め打ちの騎手メインは来ない」等々。予想する際は①馬の持ちタイム②上り3ハロンの切れ③展開-の3点を軸に熟考 […]

  • 2023 / 08 / 11

教育・文化芸術・科学コーナー第15回エッセイ
「造花考~美術館に薔薇の造花を飾って」

 近くのスーパーの買い物の行き帰り、スーパー内に有る百円ショップの店先の薔薇の造花が余りに鮮やかで、幾度となく目を奪われた。以前は、一目で造花だと解る粗雑感が有ったが、今は違う。特に色彩が年々洗練され、多様な色合いを持ち […]

  • 2023 / 07 / 14

教育・文化芸術・科学コーナー第14回エッセイ
「渡辺美術館開設9年目を迎えて」

 2015年5月24日、貧弱ながらも念願の美術館を開設して本年5月で8年が経ち、9年目を迎える事が出来た。半世紀前の美学生であった時から心に秘めていた入場無料及び版画や美術関係書の来館者様へのプレゼントも、8年間継続中で […]

  • 2023 / 06 / 16

教育・文化芸術・科学コーナー第13回
エッセイ 懸賞金付き数学未解決問題
「コラッツ予想」について

 ドイツの数学者ローター・コラッツ(1910~1990)は、1937年、現在も未解決で世界中の数学者の心を躍らせ悩ませもしている「コラッツ予想」を提起した。「コラッツ予想」は、小学生にも理解できる内容で、全ての自然数は、 […]

  • 2023 / 05 / 19

教育・文化芸術・科学コーナー第12回エッセイ 「子供の笑顔は宇宙のほほえみ」

 もう15年前になるのだろうか。孫の一人が小学校に入学するので、二人で近くのスーパーに文具を買いに出かけた時の事である。孫と私は、世帯が別で、お互いにまだ遠慮が有ったが、私は孫と一緒に居るだけでただ嬉,しかった。買い物が […]

  • 2023 / 05 / 19

山頭馬のお馬歳時記 19
予想紙で人混みさばく六区人

 スタンドの改修工事が終わり、新装なった京都競馬場で行われた最初のGⅠ・天皇賞春(芝3200m)。ファンの関心は前哨戦を圧勝した現役屈指のステイヤー・タイトルホルダーが、どんな勝ち方を見せるかにあったといっても過言ではな […]

  • 2023 / 04 / 21

教育・文化芸術・科学コーナー第11回
エッセイ「父の思い出〜特大うな重〜」

 父渡辺寛一は、物部中、久下田中、真岡中などで教鞭を執り、昭和54年、芳賀町立水沼小学校校長として定年退職し、11年後の平成2年他界した。現職中、脳血栓で何度か倒れ、休職を繰り返しながらも、多くの教職員、御父兄、生徒達の […]

  • 2023 / 04 / 21

山頭馬のお馬歳時記 18
見納めの馬場に一礼 冬茜

 久々に目の覚めような大外、直線一気の追い込みを見た。クラシック第1弾・桜花賞(4月9日、阪神競馬場・芝1,600m)を制したリバティアイランドの〝鬼脚〟である。  単勝1.6倍という圧倒的1番人気に支持されたリバティア […]


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